AIの「導入」からHRの「変革」へ。
組織の未来を描く実践の1日。「AI for HR 入門講座」
開催レポート

皆さま、こんにちは!3月と5月に開催された2回のセミナーを経て、2026年7月15日、六本木ヒルズ森タワーにて、General Assembly Japanの「AI for HR 入門講座」の初回講座を開催しました! 本講座は「AIの『導入』で終わらせない、HRに『変革』を」をテーマに掲げ、AIを単なる個人の業務効率化ツールとして終わらせず、人事の仕組みやプロセスに統合していくことを目的に、HR責任者やAI推進リーダーなど多くの方々にご参加いただきました!

開講初日の期待感に包まれた、活気あふれる1日の様子をレポートします!

▶︎3月4日開催レポートはこちら
▶︎5月14日開催レポートはこちら

心理的安全性の高い場で本音を語り合う
「Active Learning」

講師を務める菅原聡氏(HRテクノロジーコンソーシアム HRAX理事)に、General Assemblyが重視する参加者同士の対話を通して価値を生み出すインタラクティブなスタイルで研修をスタートしていただきました。

まずはオリエンテーションとして、参加者は少人数のグループに分かれていただき、お互いのAI活用状況や参加目的を共有していただきました。それぞれに「AIの定着を進めたい」「個人の利用にとどまっており、部門全体での浸透に至っていない」といった人事ならではのリアルな悩みが飛び交い、初対面とは思えないほどリラックスした空気の中、意欲的な交流が生まれていました!

オープニングから活気に包まれた会場の様子

午前中のセッションでは、AIの本質的な特性についてお話がありました。AIは「確率」によって回答を生成するため出力にブレが生じるツールである一方で、給与計算や評価といった人事の仕事は「決定論(毎回同じ結果になるべきもの)」であり、このギャップを理解してAIを制御することの重要性を、菅原さんから伝えていただきました。

参加者の皆さまには「AI安全利用チェックリスト」を使って、機密性の高い人事情報を扱う上で欠かせない安全利用のガードレールについて自社の現在地を診断していただき、セキュリティと活用のバランスをどこに見出すか、どこを厳格に管理すべきかについて各社の現状を共有していただきました。

AIの特性理解と、安全に使いこなすためのガイドライン

出力のブレをなくす「プロンプト作成スキル」の実践

午後は、いよいよ実践的なワークへと移り、AIの出力精度を高めるための「5つの原則(役割、コンテキスト、タスク、フォーマット、制約)」と「7つのコツ」をご紹介しました。 その後、参加者の皆様には、実際の「書類審査」を題材にしたプロンプトを自身で作成し、AIツールに入力して出力を比較していただき、指示の出し方や型の設定次第で、AIの回答が大きく変わり、ブレを抑えられることを参加者ご自身で体感していただく時間となりました!

自社専用「カスタムAI」がもたらすプロセスの進化

さらに一歩踏み込み、毎回プロンプトを入力する手間を省く「カスタムAI(AIエージェント)」の活用法がご紹介しました。 自社の「評価基準」や「コンピテンシー定義」などのナレッジをあらかじめAIに読み込ませておくことで、自社のカルチャーにマッチした精度の高い審査や評価の一次対応をAIに任せることが可能になり、大幅な業務プロセスの進化も期待できることをお伝えしました。

明日からの「変革」への第一歩を描く

研修の締めくくりには、1日の学びを踏まえ「明日から自分の業務をどう変えるか」を具体化するアクションプランの策定に、取り組んでいただきました。「誰のどんな課題を解決し、どれだけの投資対効果(ROI)を生むのか」という業務プロセス全体の設計視点が求められる中、参加者は、他社のリアルな事例や悩みに触れながら、明日から実行できる具体的な導入プランを描き出していました!

今回が初めての開催となった「AI for HR 入門講座」は、AIが単なる技術にとどまらず、人事機能の高度化や組織の仕組み作りにどう貢献できるかを実践的に示唆する場となりました。参加者の皆さまの「自社のHR変革を推し進めたい」という決意とともに、初回講座は大盛況のうちに幕を閉じました。次回の開催にもぜひご期待ください!

第1回開催にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!!

■「AI for HR 入門講座」開催概要

  • 講座名:AI for HR 入門講座

  • 開催日:2026年7月15日(水)9:00〜17:00

  • 場所:六本木ヒルズ森タワー49F カンファレンス1・2

  • 講師:菅原 聡 氏(HRテクノロジーコンソーシアム HRAX理事)